「ひっどいわよねひっどいわよね落書きなんて。ね、ね!」
女の子がうるうるしながら同意を求めてくる。
「そ、そおだね」
てかそれよりもさ…。
「なんで藤峰真裕やねんな?」
…そおだよねぇ~!
そこだよね。なんでだろね、ね。
ただ単に藤峰真裕が嫌いでこうしたかっただけでたまたまそれがあたしの机……だったとか?
……えええ~!
じゃあじゃあなんであたしそんなに嫌われてるのー?
「ねえかっくーん…」
「さあ…」
「でも…」
「いや…まあ大丈夫だろ」
「そっかなぁ…」
「なによちょっと、そのあたし達に分からない会話」
…しょおがないじゃん。
かっくんてば、まおが何も言ってないのに勝手に見抜いたんだもん。
ちょっとバイオリン触ってちょっと笑えって言われたから笑っただけなのになんで分かったんだろうね? そういえば聞いてなかったな。

