秘密のMelo♪y①*日本編*


ああ…名残惜しや。


よよよよよ…としなりながら玄関を出た。

オートロックだから自然に鍵は閉まる。


「カード忘れてないだろうな」


「あるよーほら」


開けるにはカードキーが必要なんだけど、一回忘れて出たことがあって…大変だった。

ピラピラピラッとカードを振って見せ、相も変わらずのそのそ歩く。


「…遅れんぞそのペース」


「だって…あたまが…」


「ハア……」


大きくため息をこぼしながらも、あたしに合わせて待っててくれるかっくん。

ほんとに素敵…❤



でもそんなだから、学校に着いた頃にはもう始業ぎりぎりの時間。


「真緒ーっよかった! 来ないかと思ったわよーっ」


教室に入るなりりんりんが飛びついてきた。


「ちょっ…りんりん声がでかいですお。頭に響…」


「真緒たん、おっそいでもう心配したやんけー!」


「だから声が大きいった…」


「真緒ちゃん! 遅かったね…あれ? 顔色悪いけど大丈夫?」


…も……や。