秘密のMelo♪y①*日本編*


「そんなことはどうでもいいから、真緒ちゃんはやく楽器取ってきなよ」


蓮くんに急かされて、控室に置いてきたバイオリンを渋々取りに行った。


「♪~♪♪~」


スキップ混じりに控室まで行き、扉を開けた。


「…!?」


「!!」


え…だ、誰!?


誰もいるはずのないそこに、なぜか人影。

驚いて声も出ずに立ちつくすあたし。


「チッ……」


小さく舌打ちが聞こえたかと思えば、人影は突進してくる。

そしてその手には……キラリと光るものが握られていた。


「きゃああーーっ!」


―ドンッ


思いっきりぶつかられて思わず後ろに倒れ込んだ。


「…ったたた……」


あれ…刺されてないし…。

よかったあ…。