えええ!? だ、抱きしめられてるのホントに?
やっ…やだもう!
「お前な…。人の顔見るなり叫ぶたぁいい度胸だな」
「あっ、あああありがとおっ。はなっ、離していいお!?」
な、なんでだろ…。
なんかすっごい緊張してる? だって心臓がどっくんどっくんなってるよ。
「…お前……」
「わ…っ…な、に…?」
かっくんの顔がどんどん近くなってきて、同時に心臓はさらに早鐘を打つ。
思わず目をつむってしまった。
「……っ?」
その途端額にひんやりした感触を感じ、片目を開けてみる。
「…へ…」
「熱でもあんの?」
「え?」
「いや…顔、赤いし熱いし」
や、それはかっくんのせい……え…?
な、なんでかっくんのせいでそんなことにならなきゃなんないの…?

