秘密のMelo♪y①*日本編*


「なもん一回で十分覚えるし」


わお。

かっくんすごおい。


「わたたっ」


感動している間に自動ドアは閉まり始め、大慌てで飛び込んだ。

…ってもうえれべーたーに!? かっくん待ってよ~…。


「かっくーんっ」


「早くしろ」


とたたたたっと走ってかっくんの待つエレベーターの…。


「はっ……」


「あ…」


きゃわ~~! こっ、こける。

ああ…。あたしの人生短かった。父様ごめんなさい。娘は娘は…っ!


「……ん?」


「ったく…。この俺を走らすんじゃねぇよ」


ため息をつきながらそう言う彼の胸に、あたしは抱き留められていた。


「かっくん…」


じゅうたんに足の先を引っ掛けたあたしは、思いっきり前のめりに転びそうになり、人生を諦めた!

が、次に目を開けたときそこはなんと!


「きゃあああーっ!!」


「っ……るせぇ…」