秘密のMelo♪y①*日本編*


「ああ…。うちの両親、お前の大っファンだからな。一つ残らず写真とってある」


「え"……」


な、なにそれ。

あたしすごっ。ふぁんだってふぁん。

なにものあたし!?


「…俺がバイオリン始めたのだって、お前の影響だよ」


「へ?」


え……今…え?

今なんかすんごい信じられない一言が…。


「親父がある日突然楽器買ってきて『真裕ちゃんみたいになれ』っつって」


「……」


すごいおとおさまですね…。

さすがかっくん父。


呆然と立ちつくしているうちに信号は青になり、置いて行かれまいとかっくんの腕にしがみついた。


「…今がどうなのか、なにがあったのかは知らねぇが、これまでのは全部お前の実力だよ。お前の演奏は確かだ。俺が保証する」


さっきのことを言ってるんだ、と思った。

そして、これ以上に安心な『保証』はないな……って。


「ありが…」


「じゃなきゃお前を目指してた俺が馬鹿みてぇだろうが」


「……」


今一気に台無しに……って……は…。

え…めざし……?