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「.........だから?」
現在地、屋上。
クリスマスプレゼントに何をあげたらいいのか、考えても考えても浮かばず。
困り果てて、浮かんだのは。
「てか何で、オレなわけ?」
ハルキだった。
吹きっさらしの屋上は、12月の冷たい風が容赦なくビュービュー吹いて、寒いのに。
うすいカーディガンを着ただけで、屋上で寝そべっているハルキ。
「一緒に考えて欲しいの!
あたしにはハルキしかいないのっ。」
あきらかに困っているハルキに、大袈裟すぎる言葉を浴びせた。
そして、顔の前で両手を合わせて、
「お願いっ。ハルキ!」
あたしは情けなく頼みこんだ。
こんなこと、ある程度親しい人にしか言えないんだもん!
そりゃ、あたしにだって男友達はいるけど。
相談しにくいし...。
「.........。」
額に眉を寄せて、沈黙するハルキ。
やばい。
そりゃこんなことあたしに頼まれても困るよね、うん。
「やっぱり自分で...。」
考えるよ...
とそう言いながら立ち上がろうとした時。
「買い物付き合ってやろうか?」
立ち上がろうとするあたしの腕をハルキが掴んだ。

