「おとといだよー。」
「え、最近じゃんっ。」
あたしも爽司と別れの危機になってた時、さくらもつらい思いしてたんだ...。
「...大丈夫?」
あたしが恐る恐る聞くと、
「あは、大丈夫だよ。あたしからフったんだから。」
何てことない、って顔でサラリと答えるさくら。
「マジ?なんでなんで?」
「束縛ウザくなってきたからフった。」
「ちょっと。さすがさくらだわ。」
笑い合う二人。
今更考えてみたら、さくらの彼氏は割と頻繁に変わってる気がする。
先月は...この学校の3年の先輩だったっけ。
その前は、同期のスポーツマン。
そりゃ、お金持ちで、可愛くて、スタイルが良いさくらだから...。
努力しなくても男の方から寄ってくるんだもんね...。
羨ましいな。
それに比べたら、あたしって...。
いやいや、比べたらだめだめ。
虚しくなっちゃうっ。
「るい、何百面相してんの。」
いろいろと考えてたら顔に出ちゃってたみたいで、二人に思いっきり笑われるあたし。
何よおぉぉお。
「あ、」
いきなり笑いをストップして、留美が声を上げた。
「るいはクリスマスプレゼントとかってどうすんの?」

