「昨日、見た。るいの机の中に、″ザマアミロ″って内容の手紙入れるトコ。」
今日あたしが見た手紙...。
あたしが休んだ昨日、入れたってこと?
「ホントなの...?」
信じられないよ。
リカは、あたしのこと心配してくれてた。
なのに、なんで...?
「そうよ。あたしがやったの。」
人懐っこい笑顔を見せていた、あのリカが...
今は氷みたいに冷たい目線をあたしに向けている。
鈍器で頭を殴られた気分...。
さくらの言っていた″なにか、ありそう″って予感。
あたしは...友達だって思ってたのに...。
「どうして?」
「どうしてって...バカじゃないの?
何であんたなんかが先輩と付き合ってるのよ!?
花城先輩ならあたしだって納得できる...。でも、あんたは先輩に相応しくないわ。」
鋭い棘のような言葉が、グサリグサリと突き刺さる。
「あたしは中学の時からずっと先輩が好きだった。ずっと...。
でもあんたが突然現れて....あたしの方がずっと先輩のこと想ってるのよ!」
ツカツカと距離を縮めてくるリカ。
怒りと憎しみでいっぱいの表情。
「あんたなんて消えればいい!」
その瞬間、パシンと乾いた音が鳴った。
ジンジンと熱を帯びる、左頬。
あたし殴られたんだ...。

