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時間って、早いもんなんだな。
虚無な時間は、あっと言う間に過ぎた。
もう時計の短針は12を指している。
昼食の時間だ。
...こんな無意味な毎日を繰り返していくんだ、あたしは。
つまんないあたしの日々。
爽司がいないと、あたしはあたしでない。
色がなくて、空っぽだ。
「るい、王子が屋上に呼んでるよ?」
言付けを頼まれたらしいさくら。
ハルキが?
「わかった。ありがと。」
あたしは、マイペースな足取りで屋上へと向かった。
ハルキ、何の用だろ?
同じクラスなんだから、話があるなら教室で話せばいいのに。
あたしは腑に落ちない気持ちで、屋上のドアノブに手をかけた。
―――――――ギィィ...
不気味な音を立てて、開いた鉄製のドア。
開けた景色の中に、ハルキと...
「...リカ...?」
なぜか、あたしに市崎親衛隊やさくらのお姉さんの情報を与えた、リカがいた。

