「...!!ナイス、留美!」
そーかそーか!
ミドリ先輩に聞けばいいんだ。
何せ市崎先輩と幼なじみなわけだし、知ってるよね。
あたしはすぐさま携帯を取り出し、高速でメールを作った。
《市崎先輩のアドレス教えていただけませんか!?》
よしっ。オッケー、送信!
「るいってさぁ、恋愛となると前見えなくなるタイプっぽいよねぇ。」
「あー、わかるわかる。」
突然そう言いだした留美。
それにさくらも同調する。
恋愛すると前見えなくなる?
うーん...意味がわからない。
恋愛しても前は見えるでしょ。
「どーゆー意味?褒めてる?」
きょとんとしたあたしに留美は
「好きになりすぎて、尽くしすぎちゃうっていうかね...。褒めてるんでも、けなしてるんでもないんだけど。」
「うんうん、るいは純粋だしさ。」
あたしは留美とさくらが言っている意味がやっぱりわからなかった。
そんなとき、あたしの携帯からメール音が鳴り、震える。
「あ、メール返ってきたんじゃない?てか、るい。そんな気にしなくていいよぉー。」
微笑む留美に促され、メールを開く。
案の定、ミドリ先輩からの返信メールだった。
《ばかねぇ~!アドレスくらい聞いときな♪
soushi.bk@....》

