確かに...。
爽司もかなり上手いけど、ハルキも今日は爽司みたいなずば抜けた動きをしてた。
きっと、良い勝負になるだろう。
「...いーえ。彼女の前で負けた姿晒すことになるのは、あまりにも可哀想なんで。」
横目で爽司を捉えて、嫌味を言うハルキ。
ひぇええぇえ。
何言ってんのっ。ハルキはっ。
「...あ?」
今まで黙っていた爽司が、ものすごい低い声を出した。
ホラっ。やっぱりこうなる...。
今にもバトルが発生しそうな雰囲気に、あたしはあたふたするしかなかった。
「別にオレはいいっすけど?
...恥かいても知りませんよ?」
「...ストーーップ!
ハルキ、黙ってっ。」
あたしは睨みを利かせてハルキに近付く爽司を止めた。
...何で、ハルキは挑発的なこと言うの!?
もしかして、爽司とハルキ仲悪い?

