「あ、そう言えば。
言いそびれてたけど、クリスマスのとき、ありがとうねっ。」
ちょうど、部室に着いたときにはっと思いだした。
「ああ、ケーキ作ったんだっけ?」
「うん。爽司、フツーに食べてくれたよ。」
「フツーにって。
てかソレ、アイツからもらった?」
ハルキがあたしの胸元を指差す。
そこにはキラキラと輝く、ハートのネックレス。
爽司がプレゼントしてくれた大事なネックレス。
あたしはもらったとき以来、肌身離さず付けている。
寝るときとお風呂に入るときは、ジュエリーボックスに片したりして、壊れないように大事にしてるんだ。
「うんっ。爽司がくれたの。」
ハートに触れて、微笑んだ。
このネックレスを見るたびに、幸せな気持ちになるんだよね。

