「あっ、うん!」
初めてだから、部室わかんないよね。
あたしはハルキの元へと駆け寄る。
そばへ来ると肩を持たれ、ハルキと共に体育館を出た。
「何で、ハルキはバスケ部に入ろうと思ったの?」
さっきから気になってる事。
ハルキはどっちかと言うと、部活に入って汗をかきながらスポーツをするってタイプよりも、図書館で本を読んでるようなイメージ。
ものすごく勝手なあたしのイメージだけど...。
それに、大半は体育の授業サボってるのに。
「ヒミツ。」
「えっ、教えてよー!」
即答されてしまった。
別に隠す必要ないじゃんっ。
あたしが頬を膨らませて拗ねるとハルキは、ははっと笑みを零した。
「るいのそばにいたいから。」

