あたしが恥ずかしさでずっと戸惑っていると、爽司はすくっと立ち上がった。
「...ふーん。
るいは俺が好きじゃないんだ?」
「ち、違うもん!」
「...じゃ、して。」
再びしゃがんで目を瞑る爽司。
正真正銘のドS...!
あたしは恐る恐る、爽司のキレイな顔に顔を近づけて、触れるか触れないかくらいに唇を重ねた。
唇を離した後、ものすごい羞恥を覚えた。
恥ずかしすぎるよぉおお...!
「...るい、後ろ向いて?」
恥ずかしさで俯くあたしに、爽司は言った。
なんで?
疑問に思いつつも、壁側へ体を回転させる。
すると爽司の腕が回されて。
抱きしめられるのかと思ったら、首にひやっとした感覚を感じて、思わずビクリと体を震わせる。

