「爽司のスケベ」
下がらない口角を布団で隠すあたし。
「オトコだから。
こんな俺は、嫌い?」
即答。
キっと睨みつけてみたけれど、爽司には全く効果がない。
むしろ、ニヤニヤと笑っている。
頭に悪魔のツノが見えるよ...。
「...嫌い、じゃない...。」
ずるい。
爽司が嫌いだなんて、言えるはずがないのを分かって言ってるんだ。
あたしはいつしか爽司に翻弄されてる...。
普段の『氷のプリンス』と呼ばれるクールな爽司からは、想像できない。
爽司がドSだったなんて...!
「じゃあ...早くしろよ。」

