「...いてーよ。」
やっと唇を離した爽司が言う。
濡れた唇がつややかで妖艶。
対してハァハァ言って酸素を求めるあたし。
情けない...。
恥ずかしすぎるよぉお。
「...なぁ、るい。してもイイ?」
......。
してもイイ?...。
今までだったら、何を?とか返しちゃうだろうあたしなんだけど...。
今はバカなあたしでも、さすがにわかる。
してもイイ?の意味。
「うん...。」
怖いけど。
ものすごく怖いけど。
カラダはまるでケータイのバイブ機能のように、ブルブル震えちゃってますけど。
爽司になら...。
そう思った。

