別に小説の主人公みたいに特別可愛いわけでもない。 でも、特別不細工でもない。 平凡、普通。 多分それが一番お似合いな私。 もちろん、それなりにも恋をしてる。 今、私が好きなのは―――… 「山内っ!この前のプリント提出が今日までなんだけど…」 「………ん」 無表情で鞄をあさって、クラス委員の子にプリントを渡す山内くん。 そう、その山内くんが好き。 こんな無表情で無口な男を好きなんて…。 私、変わってるのかもしれない。 .