ツンデレ狼×鈍感兎


美嘉はもう席が近い子と
仲良くなっている。

うちどうしよう…。

そう思ってると
竜也が話しかけてきた。

「どうしたの?」

「なんかどうやって話かけたら
 友達できるかなって思って..」

「普通に話かければいいやん」

「でも…」

「自分から行かなきゃ…優華なら大丈夫」
…今竜也、優華って呼んだ?!

まぁ私も呼び捨てだからいっか!!!

「前の子に話かけてみたら?」

竜也の言葉通りに
前の子に話しかけた。

「あの、良かったら…」