紙パックのコーヒー牛乳をすすりながら、私の財布をのぞきこむ凛。 「へへ…ばれた?(汗)」 「ばれた?ってあんた…どんだけ金遣い荒いのさっ」 「うぅ〜だって…雑誌買って、洋服買って、お菓子かって…買いたいものいっぱいあるんだも〜んっ」 「時には我慢も必要なのっ。…あ!じゃあさ、しいもバイトしたらどう?」 「バイト?」 そいえば、凛はこの近くのカフェでバイトしてるんだっけ。