母親参上

闘病生活、てこそ言えないけれど、この数ヵ月は、我が家にしたら、大事件であった。

通院が終わってから、言われた通りに貼ってたテープで、星太の皮膚はかぶれをおこした。

母は、かぶれるくらいなら、貼らないほうが良いかなと、毎日貼らずに、日を空けながら貼ってやった。

星太は、大きく残ったこの傷を、まるで勲章かなにかのごとく、とある事に人に見せていた。母は、少し痛々しげなその傷は、ある意味、彼にとって勲章なのかも知れないなと、思ったりなんかもした。