母親参上

そんな変わらぬ日々が続いた。

星太が入院してから、1ヶ月近くたったころ、母は、先生に呼ばれた。

「毎日、朝夕かかさず消毒をしてきましたが、傷の状態は良いとは言えません。このままにしていても、糸を残して傷が開く恐れもあるので、抜糸します。」

先生は、そう言った。

「そうですか…。」

「抜糸しても、傷が開いた場合は、二度縫った部分を削ぐ形で切って、綺麗な皮膚の部分を縫合しなければいけない可能性もあります。」

さらに先生は、

「そうなった場合は、傷は今より大きく残るでしょう。」