先生も、星太の様子が普通じゃないと思ったのだろう。いつもは、先生の前の丸い椅子に座らされて診察するのだが、この日はベッドに寝るように言われた。
一応、インフルエンザの具合と言うか、いつもの流れのように、喉を診て、聴診器をあてる。そして、お腹を触り
「明らかに、前回と違って固いです。総合病院を紹介するので、すぐ行って下さい。」
は!ほぇ?
なんだか、途方に暮れそうになってる、母、息子。なにも分かってない娘たち…。
その横で先生は、手際良く受け入れ先の病院を探すべく、受話器片手に何かを書いている。
理解するよりもなにも、ここでは診れないと言う事態に、頭より先に体を動かすしかなかった。
受付で先生の書いた紹介状を受取り、母は車を走らせた。
一応、インフルエンザの具合と言うか、いつもの流れのように、喉を診て、聴診器をあてる。そして、お腹を触り
「明らかに、前回と違って固いです。総合病院を紹介するので、すぐ行って下さい。」
は!ほぇ?
なんだか、途方に暮れそうになってる、母、息子。なにも分かってない娘たち…。
その横で先生は、手際良く受け入れ先の病院を探すべく、受話器片手に何かを書いている。
理解するよりもなにも、ここでは診れないと言う事態に、頭より先に体を動かすしかなかった。
受付で先生の書いた紹介状を受取り、母は車を走らせた。
