「ええ、そうよ。」 ドアが勝手開いた 「入って」 わたしは馬車に乗り込んだ 馬車の中には、スーツ姿の人と姫華しかいなかった わたしは姫華の向かいのイスに座った 「私、璃南がフローリー王国に来てくれるなんて本当にうれしいわ」 「フローリー王国?」 それって、姫華の住んでる国のことかな? 「魔法の世界の事よ」 「やっぱりそうなんだ。」 わたしは外を眺めた。 すごい!! 本当に飛んでる