わたしを迎えたパーティー!? それって相当すごくない? 「でも、わたしドレスとか持ってません」 「大丈夫。私がなんとかするわ」 姫華が自信満々で嬉しそうに言ってきた。 「じゃあ、頼んだぞ」 姫華のお父さんはまたまたボォンと煙を出して消えた。 「じゃあ、今夜10時に。さよなら」 姫華も………消えた。 「ちょっと、待ってよ」 わたしがそう言ったときには、姫華はすでに消えていた。