「私からもお願い。だって、初めて会ったとき私の髪がブロンドだってことに気づいたのよ。」 「ほんとうか?」 姫華のお父さんが驚いたように言った。 「ほんとうよ」 姫華のお父さんは、少し考えて私のところにやってきた。 改めて見ると、迫力あるなあ… 「ちょっと待ってなさい」 「え、…はい」 姫華のお父さんはまたボォンと煙を出して消えた。 二回目だけどまだ目を疑ってしまう。 これは現実?ってね。