どうしよう。 今度こそ、絶体絶命のピンチかも 「私、二枚持ってるから一枚貸してあげるわ。」 「本当!?ありがとう。」 ―キーンコーン……… 「大変っ!!チャイム鳴っちゃった。早く行こうっ」 わたしたちは慌てていった …けど、間に合わなかった。 「あなたたち遅いわよ。まあ、保健室行ってたから仕方ないけど。」 よかった。 怒られずに済んだ。 「じゃあ、三人はそこの六班に行ってくれる?」 やった!! 姫華と同じ班だっ