「か、貸してください」


「よろしい。…はいよ」


「ありがとうございます~!!」



わたしはエプロンを広げた



「な、なにこれ!?」


めっちゃ、男物じゃん!!


こんなのやだよ~



「嫌だったら使わなくても良いんだぜ~」

うう…………


ムカつく!!
でも、言い訳出来ない。




いつもだったら、
璃南特別キックをお見舞いするのにぃ~!!



「ねえ、ナフキンもいるんじゃない?」


「ナフキンは一枚しか持ってきてねぇぞ?」