「お前、何やってんだよ。屋上で何やってんのかな?って思って声かけたらいきなり気絶するし」 そういえば、大祐に呼ばれてわたし気絶したんだ。 「ご、ごめん。・・・仕方ないから、魔法のことはもう許してあげる」 「ま、魔法?」 姫華がわたしたちの話に突っ込んできた。 「あっ、いや・・・なんでもないよ。それより、姫華もありがとう」 「いいのよ。私は大して何もしてないし。」 「大祐もありがとう。」