「そういえば、璃南のクラス、今日調理実習だよね?」



えっ!??
ウソ!?



そんな話し聞いてないよ!?


たしか、調理実習って月曜日だよね?



あれ?
でも、家庭科の教科書入れてないような・・・?





わたしがボーっとしてるから「大丈夫?」と、久美が声をかけてきた。






「あっーーーーーー!!」



「なに?どうしたのっ!?」




わたしは、かばんの中を見た。




「・・・やっぱり」



じゃなくて、どうしよう!!



時間割りしたつもりだったけど、おばあちゃんが来てやらなかったんだ!