Magic☆Girl




ま、いい機会だし踊ってみようかな。


「じゃあ、よろしくお願いします。」


わたしは目の前の人の手の上に自分手を乗せた。



「よかった。」


そういって目の前の人は立ち上がった。


「踊れないからって断わられるかと思った。」


「え…。」


ちょっと、いくらなんでも失礼じゃない?


文句を言おうとその人の顔を見た。



「あぁー!!あなたはさっきの!!」


「どうも。」



ドアを使って運動してるって言ったら信じた人だ…。



「あ、わたし踊れないんだけど。」


「俺も踊る気はない。」


な、なにそれ!?


この人かんぺきわたしをバカにしてる。