Magic☆Girl




わたし達は会場についた。


「とりあえず、誰かと踊っていて。わたしは用事があるから。」


「えっ!?ちょっと姫華…!!」


行っちゃったよ。



なんか、緊張する~。


姫華が選んでくれたドレスは淡いピンク色で綺麗なストーンがついていてとてもピカピカしていた。



まるで、お姫様みたい。



あんな部屋まで用意してもらった上にこのドレス。



他人から見たらわたしって間違いなくお姫様ね。





「踊っていただけますか?」


「えっ!?」


目の前にいる人がしゃがんでいた。



わたしに言っているんだよね?


顔が伏せていて誰だか分からない。

っていうか、踊れない…。




こうゆうのって断わったら失礼だよね?


でも、踊れないし…。