Magic☆Girl




「あ、ごめん。また今度。」


「えっ、ちょっと!!」


いっちゃった。


なんだったの?


信じたんだろうか、あの運動の話し。



嘘ですって言うべきだったかな?

まさか、信じるとは思わなかったから…。



まぁ、いっか。

ちょっとぐらいなら運動になるでしょ。




わたしは部屋に入った。

あんな風に声掛けられたら恥ずかしいし。


やっぱり、この部屋はすごいよ。



わたしの使う部屋じゃないっていうか、姫華が使う部屋じゃない?


わたしがお客だからこんな部屋をわざわざ用意してくれたのかな?


それとも、ほとんどの部屋がこんな部屋とか。



お姫様でも、ましてやお嬢様でもないわたしがこんな部屋を使ってもいいのかな、って感じ。