ドアマンが少し微笑みながら言った。


そして空を飛んでた馬車は地面に降りた。


「すごい、まるで飛行機ね。飛行機よりも、感動的だけど。」


「そう?私は飽きるほど乗ってるからどっちも同じだけど。」


さすが魔法の国のお姫様は考え方が違うねぇ。




窓の外見たいなぁ。

ドアマンも、姫華と同様にわたしの気持ちを悟ったのか



「カーテンと窓開けましょうか?」


「え!?いいんですか?ありがとうございます。」


「じゃあ、開けますね。」


やった!!


ドアマンはカーテンと窓を開けてくれたので、すぐに窓の外を見た。


目の前には大きいお城があって、ここが姫華の住んでる所だと一瞬で分かった。