「誰にでも…… 優しすぎだよ……」 「え……?」 私は初めて弱音を見せた。 動揺する尚を見て 私はハッとした。 尚……困ってる。 「誰にも優しいのは嫌い。 好きな人にだけ優しい人の方が 良いって意味!!!」 私がそう言うと 後ろから尚に抱きつかれた。 え……? どーゆう意味…… 「好きな人にだけ、、 優しくすれば良いの?」 耳元で私に囁く尚。 その声は 今までで一番 優しい声だった……