私の敵はチビ会長










『うっさい!そんなの一日で忘れてやる!!』

『一日もかかるんだ?俺だったら数分だな』





またもや勝った



志穂は悔しそうに足をドタドタ踏み鳴らしてる




バーカ


頭の回転が違うんだよ





『あ、そうだ。明日は朝から学校来れる?』

『へ?学校?』

『うん』

『行けると思うけど…なんで?』

『各クラス回って文化祭の説明すんの。今日4クラスしか回れなかったから…誰かさんのせいで』




自分でも嫌味な言い方だと思う…。




でもいま俺は志穂の反応が楽しくてたまんない


案の定怒るように頬を膨らませて俯いた


やっぱ面白い…





『…誰かさんのせいでってもう確定してんじゃん…。』

『ははッバレた?』

『バレバレ…。』




そう言ってまた俯く志穂…

なんか…志穂俯いてばっかだな…





あ!!からかわれるのが嫌とか?




…そろそろやめるか



俺が立ち上がろうとした時

『ねぇ…メアド見せて?』

『は?なんで?てかヤダ』

『いいから!』

『ば、バカ!やめろって!?』




ケータイは見事に志穂の手に渡り俺は敗北感にさいなまれた



マジかよ…女に取られるとかありえないんだけど?


どんだけバカ力?




言っとくけど背は関係ねぇから!


自分を納得させるように心の中で何回も呟く




『あ!やっぱそうだ!』

『は?なにが…』

『会長が朝メールしてきた犯人だったんだ!?』

『はぁ?犯人ってどういうことだよ!?』



意味が分からないことに戸惑う



一方あっちは満足感に満ち足りたように足をくんだ



…なんかムカつく…