私の敵はチビ会長








『大丈夫?恭』



そんなことを言いながら生徒会長机に両手をつき

楽しそうに笑って俺を覗き込むのは…


進(シン)……




バコンッ



『てめぇかコラ!!』

『痛ぁ~…』



俺は腰の痛みを忘れて頭に一発パンチを喰らわす


だけど、

全然痛そうじゃないんだよっ!!


笑うなっ!!




進は殴られたのに爽やかな笑顔を俺に向けてくる


まるでなにごともなかったかのように…




進は俺らの生徒会の書記。

栗色の髪に大きな目が特徴てきなヤツで、ただでさえうるさい生徒会を

更にうるさくしてくれる元気すぎる馬鹿




『はい!!恭!!』



パンチの反動で顔を歪めた俺に大笑いしながら手を差し出す進


ムカつく!!

誰のせいだと思ってんだよ!?



『いるかっての!!』



無防備にキョトンとしている進


その頭に立ち上がりかかと蹴りを頭にお見舞いしてやった



今度は本当に痛がってる…

いいきみだっ!!



満足感に満ち足りながら進を放って生徒会長専用の椅子に座る


まだ腰が若干痛い…




『なぁ~恭!!もうすぐ学園祭だなぁ』



進は頭をさすりながら妙なことを聞いてくる


つうかもう大丈夫なのかよ…?

何気にショック



俺は次の飴の袋を開けながら聞きかえす



『ガクエンサイ…?なんだそれ』

『え~?恭覚えてない?生徒会説明のとき言われたんだけど』




生徒会説明…



俺そんとき寝てたんですけど……