私の敵はチビ会長






一向に顔をあげない会長


あたしの顔色もそれにじょうじて暗くなる



会長の顔を見つめるけど、上がることはない



『…恭?…なにしてんだよ』


あたし達を観察するように見ていた優さんが不機嫌そうな顔して近づいてきた


その声に上がらなかった顔がゆっくり上がり優さんを見る




昨日みたばかりの会長の怒ってる顔。


でも、それは昨日みたいにあたしに向いてるわけじゃなく

優さんに向かっていた




…優さん


優しい優さんはあたしが困ってると思って助けてくれたんだ




あたしが小さく頭を下げたら優さんを見ていた会長がギロとあたしを睨んだ


怖じけづいて固まるあたし



『恭哉…なんだよ?その目は…。』



優さんがさっきよりキツイ声で会長に言うと会長はまた優さんに向き直る





なに…これ?

あたしは目の前に広がる光景に泣きそうになる




なんで…

なんで、


会長と優さんが睨み合ってるの?



寒くも怖くもないのに身体が震える。




…あたしのせいだ。



あたしがいなきゃ


皆仲いいのに―――…。





優さんと会長が睨み合ってるのを扉から顔をちょこっと出して不安そうに見てる
沙織と葉月先輩。


さすがの進さんも心配そう




こんなの…

生徒会じゃ、ない。