私の敵はチビ会長






---------翌日



『…おはよ』

『おはっ♪』



昨日はなにも考えられなかったのに、一睡もできなかった。


だから目のしたに半年ぶりぐらいにくまができてた




でも、仕事が有り余っていたから、休むわけにはいかない。



会長に会うのも、この顔を見られるのも嫌だけど…






『わぁッ!!ひっどいくま〜。』

『ほっといて。…で?沙織はなにしてるの?』

『ほえ?…DIYだよぉ?ハマっちゃいまして』



心配には程遠い声を出した沙織は葉月先輩と板を切ったりしてる


頭にタオルなんか巻いて…


心のなかでツッコミ葉月先輩の手をかわして生徒会室に入っていく。





ギィ


やだ…手が震える。



目の前には机上の紙を穴が開くほど睨んでる会長の姿

顔の表情はよく見えないけど、あたしには気づいてないみたい





『おはよ〜♪志穂ちゃん。』

『あ、おはよ!!進くん…』


会長の隣にいた進くんが笑顔であいさつしてくる


あたしは戸惑いながら笑顔で返すけど、会長の肩が揺れたのに言葉がつまる。





【…恭哉からなんだよね。】




ズキと胸が痛む。



会長…っ




『…お、…おはよ。会長?』

『…はよ。早く仕事しろばか』


勇気をだしてした挨拶にいつも通りの返し。




だけど、違う。


…あたしの目を一度も見ない。