私の敵はチビ会長









『…前田くん…』



そこには部活のユニホームを着て腕にをはめた前田くんが驚いた様子で立っていた




前田くんはあたしが名前を呟くとその瞬間笑顔になってあたしに近づく



な、なんでここにいるの?


あの電話以来話てもないから正直どうゆう反応すればいいかわからない




固まるあたしに前田くんは目の前まで来て微笑んだ




『志穂も部活?』

『え…ううん!生徒会があって…。』

『そうなんだ。いまから話せる?』

『え、でも部活は?前田くん部活でしょ?』

『いいの!ちょっとぐらいしゃべったってばれないから。それに前田!!』

『あっ…龍而?』

『そうそう!…しゃべろっか』



あたしを見つめたまま目を細めて幸せそうに微笑むと龍而は後ろにあったベンチに腰を下ろした


そして今度は意地悪そうに笑って自分の隣を手で叩く



…龍而とこのまま話していいのかな


あっちでは進くんも葉月先輩も待ってるのに…



迷っていたあたしはさっきの生徒会室でのことを思い出した