私の敵はチビ会長






え…?

か、かいちょ!!?



どんどん近くなっていく距離


それに比例してあたしの鼓動もどんどん早く大きくなっていく




近づいてくる会長の顔はとってもきれいで、睫毛なんて超ながい

目もおおきくて、その大きな瞳のなかにあほ面なあたしが写り込んでいる



髪があたしの顔にあたった




〜っ!!!////


会長の瞳のなかであたしの顔が一気に赤くなっていく



そうこうしているうちにもう鼻のつく間隔になってしまった



会長を不安と焦りのまなざしで見つめても会長は気づいてくれない


避けようにも体が動かない…



たったすけて!!!






『たったすけて!!!』



また心のなかでしか声がでないと思っていた



でも、実際はちゃんとあたしの耳にも十分すぎるほど聞こえるくらいおおきな声がでていて…うるさい






あれ…?

ここは?


ぼけっとした頭と顔でまわりを見渡してみると、さっきあたしが寝ていた場所とは大違いのあたしの家




あそこはもっと豪華で魅惑的だったのに…


ここはなに?



朝から自分の部屋にテンションが下がっていく


いつもならこんなことはないんだけど、あんな夢見た後だとそう思いたくもなる




…っ///

いまでも鮮明に思い出せる


会長の顔とか髪の暖かさとか…



なんであんな夢みちゃったかな…?



これじゃ、今日会長と会ったとき顔あわせれないじゃん




『あー!!もう!!最悪!!!』


騒ぎ立てながらもチラッとケータイを見ると

ピカリとも光らないケータイはメールが届いてないことを意味する






…会長のばか