私の敵はチビ会長







『まじで!?さんきゅ!!』


電話越しでも分かる、前田くんのテンションが急激に上がったこと




すごく嬉しそうな声であたしにお礼をいう前田くんはまるで子供みたい





…可愛い


会長になにも聞けないで返事をしてしまったことに後悔していたあたしの心が救われていく



だから、まぁいいやっていう気持ちにさけられるんだ





それからふたりでかなりの間遊びに行く計画をたてていっぱい笑ったりした


それがすっごく楽しくて前田くんが冗談を言ったりして間が和む



だからあたしもノって馬鹿なことを言ってるうちにもう夜の9時




前田くんの冗談で爆笑した後、疲れてソファーから頭だけ垂れて休む


するとちょうど時計が目に入った




ん…?

あれ…いま3時?


あ…反対だった


そう気づくと重い体を起こしてまっすぐ時計を睨む




あ…!!やばっ!!


その正確な向きで見た時計はなんと9時を指していて

とっさに窓を見ると外はもう暗くなっている




わぁ〜…最悪。

宿題やってないし…


宿題とは秋休みにでるいろいろな課題のことで分厚い本級の課題がこれでもかってぐあいにでてくる



休みぐらい休ましてほしい…。



宿題をやる時間がもうすくなっていることにがっくりと肩を落としながらあたしはケータイを耳に当てる