私の敵はチビ会長







「で、どう?クレープ」

『あ…えっと…』

「…無理しないで、いいよ?」



少し声が暗くなった前田くんは明らかに落ち込んでる

その声にあたしは過剰に反応してしまう



ドクドクなる鼓動は痛いくらい




急にテンションが低くなってしまった前田くんにあたしはなにも言えなかった



いますぐにいいよって言えば、前田くんは元気になるかな



なんてことを考えたりして心が揺らぐ



会長から返信があってからって決めたけど、

あんまりこれ以上またすのも申し訳ないし、こっちも辛くなってくる



なんか…罪悪感におしつぶされそう


そのくらい、前田くんの声は切なくて…




あ〜!!

どうすればいいんだろう!?


もしこれで会長からメールがあってだめって怒られたら


どうせ前田くん断らないといけないし…。



でも…いまの前田くん断るんて無理!!




はぁ〜…。


あたしが黙って考えてるとよけい前田くんの声が暗くなるし


心なしかテンションも下がってるし




「なんかごめんな…こんどだめでも、いつかどっか行ってくれる?」



…寂しい!!

謝られるのに弱いあたしは、つい



『いいよ!!こんどいこ!!』


なんて、元気に言ってしまいました