私の敵はチビ会長






『そうだ!!ジャケットのことから話せばいいじゃん!!』



ナイスアイディアをひらめいた人みたいに片方の手に拳を乗せてみる


あたしの目線にはあの会長ジャケットが



そしてすぐさまカーペットから起きあがるとソファーに座り直し


早業とも言うべきスピードでボタンを押していく













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to会長
from志穂
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ジャケットどうするの??
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よし!!

完成っ


単文だけど、なんかいも書き直したこの文にはあたしの思いが詰まってる



読み返しにも時間をかけて誤字がないか何回も確認

そして20回ぐらい読み直して、いざ送信!!




ピッ



『はぁ〜…っ』



メールを送信した瞬間すべての疲れが一気にやってきた


それは主に肩と手




会長のことだからメールはすぐに来ないとふんであたしは台所へ休憩のオレンジジュースを一杯飲みに行った


そしてゆっくりとオレンジの味をかみしめたあたしはこれまたゆっくりとソファーに寝る



だからジュースのみに行くだけで10分もかかってしまったんだ




メールはまだ見ずに、あたしは横に置いてあった会長のジャケットを手に取った


それは柔らかくて高いなものだとすぐにわかる


きれいな黒で包まれてるそれは大人の雰囲気を醸し出している様にも見えてくる



『…なんか会長っぽいんだけど、会長っぽくない…』


言葉にしたらわけわかんない感じだけど気持ち的にはそんな感じ



会長に似合うけど、会長にしては大人っぽすぎる


まぁ…似合うんだけどね