私の敵はチビ会長





俺がそんなことを考え込んでると横から手が伸びてきて俺の頭をたたく




バコンッ




『いってぇ!!なに…』

『せっかく開いてやったのに、ぼーっとしてるからでしょ!?』

『あ…わりぃ…。』

『ふ〜ん…会長も謝れるんだ?』

『は?おまえと一緒にすんな!!』

『あたしは謝れるもん!!会長は今日のことだって謝ってくんないじゃん!?』




だからなにをだよ!!



こっちを見てきれいに整った眉を寄せて志穂は俺を睨む




でも、俺はなんとなくいまは喧嘩してる場合じゃなくて、



俺はケータイのほうが気になったから黙って不満だったけど謝る





『…ごめん。』

『えっ…え、っといいよ!!』




単純…



でも、志穂が笑うと心が晴れやかになる気分になった


だからついつい俺も笑ってしまう






『でさ、誰から?欄?』

『は?なんで欄さん?』

『さっきまでめーるしてたんだろ?来週の日曜日?だっけ?遊園地行くんだろ?』

『え…///なんでしってんの!?』




…ほらな



どんどん赤くなっていく志穂の顔を見て俺は確信した



志穂は欄のことが好きってこと




それにさっきもメールもやっぱり欄から



でも、本当にそうだとわかると



なんか複雑な気分になる




欄は友達だし、一応応援しなきゃいけないんだろうけど…




なんだろう…?



正直応援したくはない




悔しいっていうか嫌って言うか…



本当に欄と志穂がつきあったら俺がこうして志穂と話すこともなくなるんだろうな…



それは…嫌だな





でも、応援しないと



こんな自分勝手なことでもやもやするとかやだし!!




よし!!