私の敵はチビ会長






なんとか志穂がいいという絶妙な位置に来れた



なんと10分も掛かってしまった




…最悪だ


はやくいかねぇと。






『で…なに?』

『え〜と…その…』




いまいちはっきりしない志穂は、なに考えてるのかさっぱりわかんない



ずーとモジモジしてるだけだ





『だからなに?』

『あの〜…えっと…』






『おろしてください…』





やっと聞こえる声でそう呟いた志穂



は?おろす?




俺はしばらく意味がわからなかったが、志穂のおかれてる状況をみてやっと理解できた





…てか




『はははっ!!まじで!?おりれなくなったんだ!!?』

『笑うな…///』

『いいよ、行ってやる!』

『わっ!!ちょ///』




俺は言うやいなやするすると志穂の木に登っていく




そして驚いてる志穂の隣に座るとニコッとはにかんだ



また顔を赤くする志穂




声がでなくなったみたいにパクパクくちを動かしている


それがまた面白い





『わぉ〜!!ここ風めっちゃ吹くな!!下とか全然吹いてないのに』



不思議だ…




『…うん。…陽も当たるよ?』




志穂の隣にいると落ち着く



『本当だな!!寝れそ〜』




志穂が笑ってくれるだけで



『あはは!!会長ばかだぁ〜』




心が暖かい




『なっ!!おまえのほうがばかだろ!?』




『じゃあお互いばかだね♪』




すっげぇ…幸せ