『わかったって』
おっ!!あった。生徒情報
いい奴はいるかな〜…
俺が見つけだしたのはこの学校の生徒情報だ
生徒会長だけに許されたこのホームページ
名前はプロテスタント
いい意味じゃない…
俺がつけた。こういう名前じゃあ誰も見ないと思って…
『ん〜』
コーヒーをズズッと飲んだ俺……うっ
やっぱ無理
このホームページはちょっと特別で生徒会の候補生がのっている
俺が仕事できない一ヶ月間…代役が必要
だからこれにのっている人たちから選ぶ
まあ代役といっても俺のつきそいだけど…
『ねぇ。さっきからなにやってんの?』
『…だから生徒情報見てんだって』
『…それ犯罪じゃん』
『残念でした…生徒会長はいいんです』
『はぁ?いけないにきまってんじゃん!?』
『だから…いいんだって…』
俺はめんどくさくて頭をかく
そんなに俺が信用できないかな…
パソコンのファイルを眺めながていると志穂の視線を感じる
『…んだよ?』
チラッと志穂を見る
不機嫌きわまりないって顔…
顔がひきつってる
あとしわも…
はぁ〜…
生意気じゃなかったら普通だったら女の子って感じなんだけど…
『なんのために調べるの?』
これこれ…
『生徒会長の代役たてるんだよ。まぁ付き添いだけどな?』
『へぇ〜…たいへんそうだね…』
ピクピク…
大変そうって…おまえのせいだろ…
眉毛がピクピク動く
これもイライラの証拠



