私の敵はチビ会長








『…返事は?』

『…は、はいっ!!』

『よし!!よろしい!!』




また優しい笑顔を向けてくれた



私も私の中で一番の笑顔を藍川くんに向けた





嬉しい…



嬉しいよ、藍川くん。




とっても幸せ



これからも、こんな風に藍川くんと一緒にいたい



これからも笑いあったり、いろんなこと話したい





…よろしくね?






『ヒューヒューお熱いね。お二人さんっ!!』

『きょー君。キスしろ。キス』

『バカ。人前だぞ?恭哉がするわけない』

『するよぉ?だって恭めちゃくちゃ我慢してるっぽいもん♪』





えぇ////




私たちの隣にたつビルの屋上から、私たちを男の子4人が騒ぎ立てていた




それも、さっきいた人たちばかり…




見られたっ!!?いまの!!



恥ずかしーっ!!///






『うっせー!!黙れ。欄!奏輔!優!進!!』

『なんで俺だけびっくりまーく多いわけぇ?』

『おまえが一番ムカつくから!!』







そんなこんなで、私の転校初日はこうして幕を閉じた