私の敵はチビ会長





こいつ…



昨日から思ってたがやっぱりただ者じゃねぇな…!!



なんか人を殺しそうな雰囲気だ…



俺はすぐに視線を外す


これは怖くて外したわけじゃなくて、考え事をするため







てか、なんで昨日逃げたんだ?



頭をポリポリとかく






確か…沙織が言ってたような…


名前…



あ〜だめだ…!!


思い出せねぇ…





そのとき急に沙織と欄が話しながら立ち上がった



なんだ…?





『志穂〜…』

『ん?なに?』

『ちょっと欄と散歩してくるね?』

『はーい。ごゆるりと!!』

『つうことなんで恭哉!行ってきま〜す♪』

『恭哉がんばっ!!』





二度と帰ってくるな!!

てかなにをがんばんの?




俺はムカついたからを合わさず適当に手を振って見送った





ガチャ



沙織と欄が出て行く


満面の笑顔で…














あの女と二人っきり…


なんかきまずい空気…




ていうか志穂っつうんだあいつ


話かけてみるか…?





いや…俺から話かける意味がないしな…


てか、無視されそう



それに…


めんどくさい…




女が苦手な俺はあんまり関わりたくない…


だって全員しつこいもん。




俺はケータイを開き欄にメールを送った











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from恭哉
to欄

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早く帰ってこい!
きまずいんだよ!!

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