だったら…よけい、迷惑かけれないか…
だっていまだって勝手に怒ってるだけで会長を困まらしてるんだし
あたしは意を決すると不安そうな会長を見る
『なんでもないよ?それより、次いこ?』
そして、視線を外し次のプレゼントをあける
つもりだった…
『ちゃんと言って?』
強くつかまれた腕は熱いくらいに熱を持っているよう
〜ッ!!///
一気に頭に血が上り、クラッとめまいがした
振り払おうとするけど、やっぱ男の人の力に勝てない
痛む腕を放してほしくて会長を睨むけど
それよりさきに会長があたしを睨んでいた
ゾクッ
怖い…
頭のなかに浮かんできたのはこれだけ
あとはなにも浮かばない。
でも握られてる腕だけはただ熱い
怖いぐらい真剣な目はあたしの目を捕らえたまま放そうとはしない
そしてあたしも離せなかった



